アメリカの学校の夏休み

日本の学校では一年間に240日以上登校日数があるのに比べ、アメリカでは180日ほどしかありません。祝日は日本より少ないのですが、ロサンゼルス近郊の学校では、6月中旬あたりから9月初旬までが夏休みです。その長い休みを学生はどう過ごしているのでしょうか。
1)バイト・インターンシップ
学費の高い大学に通う学生の多くは学費のローンなどを早く返済するために夏休みにバイトをする事があります。ローンなどが無くてもバイトが可能な年齢であれば、長い夏休みを有効活用しバイトに専念する人が沢山います。また、大学の単位をもらえるインターンシップをする学生います。バイト料はそれぞれですが、場合によっては夏休みお金を稼ぎながら卒業にむけてインターンシップで単位を取る事ができます。
2)留学
大学では夏の間も授業を取る事ができますが、多くの学生は大学を離れます。夏の間も授業の単位を取りたい場合、インターンシップ以外に留学をする生徒もいます。また、大学を通した留学や留学用スカラーシップも夏は沢山あります。
3)サマーキャンプ
バイトなどができない小中学生はサマーキャンプなどに参加する事があります。一日数時間から数週間の泊まり込みなど期間は様々です。内容もいろいろあるので、手芸・スポーツ・語学など子どもに合ったものを選ぶ事ができます。
4)宿題
学校にもよりますが、夏休みの期間を考えてもアメリカの学校は日本より夏休みの宿題が少ない所が多いようです。大学にいたっては夏の間授業を取らないかぎり宿題はない事がほとんどです。
夏休みが3ヶ月あるからと言って何か特別な過ごし方はあるわけではなく、また共働きが多いアメリカでは、小中学生は、デイスクールに通い普段学校がある時と同じようなスケジュールで夏を過ごす子供たちも大勢います。
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