ロサンゼルスで新生活ー携帯電話は契約？プリペイド？

携帯電話を売っているのは携帯電話キャリアの直営店、提携店、BestBuyやRadio Shackなどの電気屋、Apple Storeなどです。まずお勧めするのは、キャリア直営店で契約・購入をすることです。

携帯はプラン内容や手数料など結構ややこしいので、十分に理解してから契約した方がいいです。直営店ですら、言っていたことと違うことがよくあります。

携帯を新規契約する時は、次のようなものを持っていきましょう。

• 身分証明書（パスポート、ビザ、I-20、学生書、ID、免許書）
• 住所証明（光熱費の契約書、支払い書など）
• 支払いに登録できるクレジットカード
• ソーシャルセキュリティーナンバー（持っている場合）

Verizon

アメリカの通信会社の中で一番の老舗です。

通信の速さ、回線のカバーする範囲の広さ、
契約者数のどれをとっても4社のなかでトップです。

業界のリーディングカンパニーという事もあり、
4G/LTE回線の次の規格である5Gの開発において他社に一歩抜きん出ている状況です。

一方でトップ企業の驕りか、料金の高さも同時にトップであり、
契約者にとってはネックとなっています。

 

 

AT&T

アメリカの通信会社としては2位です。
ただし、契約者数にしても回線の質にしても、あまり1位のVerizonと差はありません。

現状では回線を使うならVerizonかAT&Tを選ぶと良いでしょう。

T-mobile

Tmobileは家族や友達とシェアしている人に人気です。

電話もテキストもデータも全てUnlimitedで超過料金の心配がありません。

これに関して特に手続きなどはありません。よく旅行する人には嬉しいサービスです。保証金はありませんが、その代わりに機種代を前払いするなどの必要があります。

 

 

Sprint

この4社の中でもっとも安いキャリアです。電波状況は4社の中では一番悪く、ニューヨークの街中でもあまりよくありません。保証金は一番安いです。新規契約を安くしたい人にはSprintから始めるのがお勧めです。

携帯を買う時に必ず聞かれるのが保険です。携帯の保険のことをDevice Protectionと言います。月々5ドル前後で、何かあった時に無料で修理をしてもらえたり、新しいものと交換してもらえたりします。

もしこれをつけていない場合、メーカー保証外の修理交換は一切ありません。買った翌日に壊してしまっても、全額携帯代を払わないといけません。

この方法だと、当然ですが完全に現地価格のプランを利用する事ができ、
安いプランを見つける事ができるかもしれないというメリットがあります。

一方で、留学生や駐在勤務の方がこの方法を実行するには障害があまりに多く、
特に以下の二点から、現実的には不可能に近いか、
むしろ余計にお金も時間もかかる結果になってしまうでしょう。

一点目は、契約にアメリカ発行、かつ十分な支払い履歴のある
信用状況の高いクレジットカードが必要となる事です。
社会人の方でも、アメリカ発行のクレジットカードを
持っている方はまずいないでしょうし、学生ならばなおさらでしょう。
これが無ければ、保証金として数百ドルを請求される事になってしまいます。

また二点目は、契約に際して社会保障番号の提示を要求される場合が多い事です。
外国人がアメリカの社会保障番号を持つ事はほぼ不可能なので、
これも大きな障害といえるでしょう。

アメリカに着いた後、現地でプリペイドの携帯電話やスマホ、
SIMカードを購入する方法です。

プリペイドプランを利用するにあたっては一般的にプランが安いことや、
複雑な契約が無く簡単にどこでも買える事などが魅力です。
実際にアメリカに滞在する人でもこの方法を選択する人は多くいます。

一方で、いくつかデメリットが存在する事も事実です。

まず、スーパーなどにプリペイド携帯を購入しにいかなければいけない為に、
渡航直後から生活が安定するまでの最も携帯電話が必要になる可能性が高い期間に
携帯電話が使えないという事態が発生します。

また、滞在が長期になるにつれて利用の都度課金をする煩わしさも高まります。

一般的に、プリペイドは先払いだから使いすぎる事が無いといわれる点も、
一度の課金額が数ドルと安いと思っていると、いつの間にか思ったより課金額が
高くなってしまったという話も耳にします。

また、携帯電話関連の費用が変動するので、
事前に出費の計画が立てられないという点もデメリットといえるでしょう。