ロサンゼルスの治安
ロサンゼルスはここ10年程で大幅に治安が改善され、アメリカの大都市の中では比較的安全な都市と言えます。とは言え、日本と同じ感覚で生活するのはおすすめできません。
留学生など日本人がロサンゼルスに滞在する上で、安全な地域と危険なエリアや、気を付けておくべきポイントをお伝えします。
■車社会ロサンゼルス
多くの人が公共交通機関を使って昼夜問わず移動するニューヨークと違い、ロサンゼルスは車社会ですので、いつでも人通りがあるわけではありません。日中、明るい時間帯は比較的どこを歩いても人目があり安全ですが、日が落ちてからは一気に人通りが少なくなります。ローカルの人々でも暗くなったら家に帰るのが常識ですので、日本と同じ感覚で夜出歩くことはやめましょう。暗くなってからは、公共交通機関ではなく、ドアtoドア で移動ができる「Uber」をお勧めします。
■比較的安全な地域
富裕層が多く住む場所は安全な地域と言えます。特に、サンタモニカ、ビバリーヒルズ、メルローズ、ベニスビーチは、日中は観光客も多く比較的安全で、一人で出歩いても問題ありません。 しかし、お店が閉まった後は街が閑散としてしまうので注意が必要です。
■注意が必要な地域
ダウンタウン、コリアタウン、ハリウッドはビジネス街や観光地のため、日中は人々で賑わっていますが、夜になると閑散とするので、これらの地域に行く場合は明るい時間帯に行くようにしましょう。また、コンプトン、スキッドロウ、イングルウッドはとても治安が悪い地域ですのでむやみに近づかないでください。
ロサンゼルスは都市開発が進み、ひと昔前に危険だと言われていた地域が縮小され、高級アパートやおしゃれなショッピングストリートに生まれ変わってきています。
比較的安全と言っても留学生や観光客は狙いやすいターゲットなので、日が落ちたら一人で出歩かない、危険と言われている場所に近寄らないなど、ロサンゼルスの生活規則を心得て留学生活を送りましょう。